た い ゆ う じ
太融寺



寺角
山号:佳木山(かぼくさん)
開基:弘法大師
本尊:千手観音
宗派:高野山真言宗

新西国観音霊場 第2番
近畿36不動尊 第6番
おおさか13仏霊場 第8番
摂津88箇所霊場 第6番
楽寿33観音霊場 第7番
なにわ七幸

住所:大阪府大阪市北区太融寺町3-7
電話:06-6311-5480、06-6312-2993
(参拝の際にはご確認ください)


山門

観音

本堂

不動堂・大師堂・会館

 大阪市北区、大阪駅・梅田駅を降りたキタの繁華街のはずれにある。大阪駅から曽根崎警察の北側の扇町通を東へ、新御堂筋も超えて行くと、道の南側に大きなお堂が見える。

 どこを通るかはご自由にであるが、同じ東へ行くにも東通商店街を抜けて行くと、時間帯によってはナムナム・・・。しかし歴史的には、この地域はきちんとしている。




一願不動

鐘楼

大師像

 弘仁12年(821)嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が創建された。御本尊の千手観音は嵯峨天皇の念持仏を賜ったもの。天皇の皇子・河原左大臣源融公が八町四面に七堂伽藍を建立し、多くの参詣者で賑わったという。

 今に残る周囲の太融寺町・堂山町・神山町・扇町公園・野崎町・兎我野町などはここの寺に由来する名前である。大阪城落城、太平洋戦争の空襲で全焼しているが、御本尊は守られてきている。

 境内は広く、本堂から向かって左側はゆったりとした配置。本堂東側の納経所付近は込み合っているようであるが、ここに大きな一願不動・大師堂・前に四国のお砂踏みのある大師像などが揃っている。東側の建物は一体となっている。



淀殿の墓

 本堂の左奥の端、境内北西の端に淀君(1567〜1615)の墓がある。明治の時代に大阪錬兵場(現大阪城公園)を造る時にここに移転された。後に都市計画に当り、道路拡張で境内が狭められたが、淀殿の墓があるのでここまで、となったそうである。

 今となっては街中の少し大きな寺、という見かけであり、町の名前は知っていても、その寺がこれであり参詣する人がどれだけいるのかは知らないが、繁華街の近隣にこうして広い境内を保持するのは、それだけの由来と信仰があったことを示している。



新西国観音御朱印

楽寿観音御朱印