な か や ま で ら
中山寺



山門
山号:紫雲山
開基:聖徳太子
本尊:十一面観音
宗派:真言宗中山寺派大本山

西国33観音霊場 第24番札所

住所:兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
電話:0797-86-6517
拝観料:無料
(参拝の際にはご確認ください)

 阪急宝塚線中山駅から100m、JR中山寺駅からでも徒歩15分、街中にある当寺は見事な山門から入る。

 山門横に案内所がある。またテレフォンカードが駅前のタバコ屋さんに売っていたりして、一体が門前町となっている。



五百羅漢堂

閻魔堂

 推古天皇12年(604)聖徳太子の開基、となっているが推古天皇元年(593)建立の四天王寺建立よりも4年早いと云われる。寺の縁起によると、太子・蘇我氏の仏教導入に反対し、廃仏派の物部氏などがいたが、物部守屋を討った後、四天王寺の建立地を検索中に、数々の天変地異が起き、守屋の祟りと恐れられた。これを治めるために夢のお告げに従ってこの地に建立されたという。となれば、四天王寺よりも早い、ということにもなる。とりあえず、「続日本紀《に750年に中山寺の堂宇焼失が記されている。

 また西国観音霊場としては、長谷寺の徳道上人が最初に西国観音霊場を提唱した際の、宝印の埋蔵場所となる。



本堂上り道

阿弥陀堂

本堂

 さて、山門を入ると諸院が並び、階段を上がると堂宇が並び、紊経所がある。それからさらに上に本堂があるが、少し変わっているのは、本堂上り口に屋根付きエスカレーターがある。なかなか近代的である。

 この寺には「鐘の緒《という、安産祈願の腹帯の話がある。源行綱の妻に対して御本尊が戒められた古事によるという。その後、安産祈願の寺として祈願する人々が多く訪れる。近年では明治天皇の母などもこの寺に祈願している。

 御本尊はインドの王后シュリーマーラー(勝鬘夫人)の等身像と伝えられ、わが国では観音菩薩を御本尊とする最古の寺といわれる。寺は街中であり、堂宇も多く近代的であるが、その歴史は古い。



西国33観音御朱印