開基:大友与多王 本尊:弥勒菩薩 宗派:天台寺門宗総本山 西国33観音 第14番札所(観音堂) 西国49薬師霊場 第48番霊場(水観寺) 湖国十一面観音 第1番霊場(微妙寺)
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大津の大寺、園城寺・三井寺は大津の湖と反対側の山手にある。京阪石坂線三井寺駅から徒歩10分ほど、JR琵琶湖線・大津線大津駅からはバスで三井寺駅下車。まあ大津市の真中で三井寺と聞いて間違える人もあるまい。 |
天智・弘文・天武の3天皇の勅願により、大友与多王が父大友皇子の菩提を弔い、荘園城邑を奇捨して建立した。持統天皇2年(687)のことである。三井寺の名称は、境内に霊泉があることから御井寺と呼ばれたという。また天智・天武・持統の3天皇の産湯にこの霊泉が使われたという。 少し衰退の時代があったが、天安2年(858)に、天台の高僧・智証大師・円珍が再興した。智証大師は弘仁5年(814)讃岐国の生まれであり、母は弘法大師の姪に当たる。15歳で比叡山に上り19歳で得度授戒、12年の籠山修行に入り、黄不動尊(金色不動明王)を感得された。青蓮院門跡の青不動、高野山明王院の赤不動と並ぶ日本三不動である。正暦4年(993)に叡山から独立し、寺門派の総本山となった。 西国観音札所の観音堂は境内南東の小高い場所である。大津、琵琶湖が一望の景観の美しいところである。観音堂の御本尊は如意輪観音である。 西国観音もこの寺を訪れる機会のひとつだろうと思うが、三井寺・園城寺はもっと広い境内と歴史を持つ。 |
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水観寺は三井寺の支院であり、西国49薬師霊場第48番札所である。長久元年(1040)、長吏明尊大僧正の開山、慶長6年(1601)長吏准三宮道澄大僧正によって復興された。薬師瑠璃光如来を本尊とする。別所のお薬師さんとして親しまれている。 |
微妙寺は湖国十一面観音霊場の第1番札所。御本尊は十一面観音立像、ここもまた三井寺参拝の機会となろう。 |
さて、私自身も西国観音・西国薬師の巡礼と訪れたのだが、境内は広く歴史は深い。三井寺・園城寺という寺は、この程度の見識では理解できないほど深い。撮影もできていないが、有名な「三井寺の晩鐘」など、この寺の見るべきところは多い。もう少し言えるならば、比叡・天台の三門跡、五門跡は西の京都東山周辺に並ぶとすれば、今は宗派を別にしているとはいえ、比叡の東・大津の大寺がこの三井寺である、というような解釈ができようかと思う。見るべき寺宝は多く、境内は広い。私は霊場の巡礼で訪れたが、じっくりと参拝された方が宜しいかと思う。 |
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