開基:弘法大師 本尊:十一面観音 宗派:真言宗泉湧寺派 西国33観音 第15番札所
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京阪またはJRの東福寺下車東へ、泉湧寺の道を入る手前の左手に観音寺がある。観音寺は観音寺市などどこにでもあるような名前だが、ここは今熊野という名前で呼ばれる。一般に今熊野観音寺と呼ばれているそうである。 |
弘仁年間(810〜824、825頃といわれる)の弘法大師の開基。大師がこの地を訪れた時、老翁から十一面観音を預かり、祀るように教えられた。老翁が誰かを尋ねると、熊野権現であるとの返事であった。大師は嵯峨天皇の許しを得て十一面観音、不動明王、毘沙門天を祀ったのが寺の始まりである。 永暦元年(1160)後白河法皇は山麓に熊野権現を勧請され、当寺をその本地堂とし、山号を新那智山観音寺と称し、この地を今熊野と名づけられた。 最盛期には2町四方の境内、28の荘園を持つ大寺であったが、応仁の乱で荒廃した。 こじんまりとした境内であるが、本堂とその右上に多宝塔が美しい。西国観音巡礼からすると、ここをスタートして、京都市内霊場、15番今熊野観音寺〜19番革堂までが1日コースとして最適かと思う。少し公共交通を使ったり、歩いたり。那智から舞鶴・岐阜までの33箇所からすれば、この周辺は手頃なコースとなる。 |
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